とてもよかった、とくに台詞が最高。
LGBT、育児放棄、介護、イジメなど社会問題がちりばめられてるけど、暗くならず、前向きになる映画でした。
僕の好きな映画、「ショートバス」「マグノリア」「アメリカンビューティー」のように、キャラクターそれぞれが色々な問題ありながらも生きていて、それらが関係しあって支えあって、ほんのちょっとづつ進んでいく、年齢や環境などでどこかのキャラクターにきっと共感できて、そこからすっと入ってくると思う。
4人の親がでてくるけど、どれも完璧じゃなくて、共通する部分とかもあって、どの親の気持ちも分かった。
下品で汚い言葉が沢山でてきますが、それが面白かったし、とても親近感がわきました。
(一番好きな映画が「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」なので屈折してます。)
とっても素敵でキレイに作られたラブストーリーなんかより、人が蓋をするようなものがキラキラするような映画が、もっと増えればいいなと思う。
この映画にでてくるようなスタンスで生きたいですよほんと。
とっても、やさしくて強い映画だと思いました。
途中、ほんと何度も涙腺が・・・。
まぁ、加齢のせいですかね。