マイクロソフト 澤円

サボる人たちに合わせるのではなくて、イケてる人たちに合わせて「生産性を阻害するルール」を取り払ってください。(会議→立ち話、紙→電子化、会う事→skype、スケジュール調整→クラウドで共有、評価の仕方→成果、新卒をゆっくり育てる→能力で採用etc、会議で発言しないことが正とされたり、遅く残るとか、日本らしい今までの悪い習慣を変える必要がある。)

そして経営者は「腹をくくってください」。そういう言い方をします。そのために最も大事なことは社員を子ども扱いしないことなんですね。

あれもこれも手取り足取りで教えるような、子ども扱いをすると、残念ながら子どものようにふるまうんですね。社員はどんどん子どもになってしまいます。

では何をすればいいのか、「Accountability」、責任を明確にすることなんです。それは先ほど言ったジョブディスクリプションです。「あなたはなにをもって成果を出した」と評価するのか。これを明文化して合意を得ることなんです。

そして、そこに例外を認めない。いちいち例外を認めると無尽蔵に例外を認める羽目になります。すべてがリスクとコストなって跳ね返ってきます。ですから「No Exception」を徹底する。

ベンジャミン・フランクリン

【13の徳目】

1節制
飽くほどに食うなかれ。
酔うまで飲むなかれ。

2沈黙
自他に益なきことを語るなかれ。
駄弁をろうするなかれ。

3規律
物はすべて所を定めて置くべし。
仕事はすべて時を定めてなすべし。

4決断
なすべきことをなさんと決心すべし。
決心したることは必ず実行すべし。

5節約
自他に益なきことに金銭を費やすなかれ。
すなわち、浪費するなかれ。

6勤勉
時間を空費するなかれ。
つねに何か益あることに従うべし。
無用の行いはすべて断つべし。

7誠実
詐(いつわり)を用いて人を害するなかれ。
心事は無邪気に公正に保つべし。
口に出すこともまたしかるべし。

8正義
他人の利益を傷つけ、あるいは与うべきを与えずして人に損害を及ぼすべからず。

9中庸
極端を避くべし。
たとえ不法を受け、憤りに値すと思うとも、激怒を慎むべし。

10清潔
身体、衣服、住居に不潔を黙認すべからず。

11平静
小事、日常茶飯事、または避けがたき出来事に平静を失うなかれ。

12純潔
性交はもっぱら健康ないし子孫のためにのみ行い、
これに耽りて頭脳を鈍らせ、身体を弱め、または自他の平安ないし信用を傷つけるがごときことあるべからず。

13謙譲
イエスおよびソクラテスに見習うべし。