「世界のエリートはなぜ、「この基本」を大事にするのか?」戸塚隆将

「どんなに多忙でも、週1回は社外の人と会う」があります。これには、人とのつながりが広がるのはもちろん、日々の仕事に閉じこもりがちなマインドをリセットしてくれる効果もあります。

ただし、声のかけ方って少々迷うものです。「社外の誰か」が常に「友人」であるとは限らないわけですから。

このとき、ちょっと意識するポイントがあります。まず、相手への興味を自分自身で強く持つこと。そして、声をかけるときは「いろいろとお仕事の話とかを聞かせてください」と言う。そうすると、次に会ったとき、コミュニケーションが盛り上がります。

会食でも交流会でも、「人脈をつくりたい」という自己利益が表に出てしまうと、相手も自分も身構えてしまいますよね。まず、利害関係はなるべく捨て「人脈」という言葉をあえて意識しないほうがいいです。

「こどもにipad使わせないんだ。」ジョブズ

「子どもたちにはiPadを使わせてない。デジタル機器使用はかなり制限してるんだ」

IT業界の親ほど自分の子どものIT機器利用に厳しいという。

例えば、「高校生になるまでスマホ禁止で、インターネットは見せない」はこの業界の親の間ではごく一般的。時間制限も当然で、あるITアナリストの家庭では「月~金は完全禁止。ただし学校でコンピューターを使うようになる10歳以降は宿題用に時間を増やす」。

親の目の届くリビングルームでの使用に限るケースも多く、前出のアンダーソンは「子ども部屋には(ゲームやPCなど)ディスプレーのある機器は一切置かせない」。後悔する発言をネットに残してほしくないとSNSを禁止する親もいるという。