ジョブチェンジ

ダーマ神殿でやるあれですね、盗賊、戦士、踊り子、色々ありますよね、LV22ではじめてやった仕事はイベント会場等での映像機器の設営するようなガテン系の仕事でした。

こんなひょろひょろだし目も耳も悪くて適正なさそう?そう恐ろしいほど適正ありませんでした。

でもその頃の僕は「できることでなくできない事を鍛える。」という、今おもえばどうかしている考えに盲信していて猛進してしまいましたyo♪

結果はどうなったかって?まずちょっと潔癖症だからヘルメットをかぶるのが苦痛で、私服も汚したくないから変な格好してういてたし、不規則な時間にもしどろもどろ、あと体力仕事なんてしたことなかったので、泣きましたよ仕事中に、こんなにできない自分が信じられなくて。

学生時代は、等身大で無理しない低レベルでダラダラ生活していて、その範囲では運動神経や勉強などあまり苦労したことはなかったので、一生分の苦労と敗北感を味わった気がします、同期が10人くらいいたけど、音響の専門とかで学んだ方もいたし、人としてのあれこれも全然だめで、ダントツの最下位だったと思います。

あとは今もかなり頭わるいですが、そのころはツンケンしていたと思います、合理主義といえば聞こえがいいけど、協調性がなく、作業等非効率なことにたいして嫌悪感があったというか、なんて無駄なことをしているんだろうみたいな・・・改善も進言もせず文句だけ抱えてるやばいやつ。

でも、思い返すと、いい人が多かった、こんなくそみたいなだめな自分にも、優しく接してくれる人が多かった気がします、あたたかかったな。

そうそう、入社式も遅れて号泣するわ、飲み会で先輩社員にからんだり、ほんとろくでもないやつだったな、恥ずかしい。

石の上にも三年といいますが、もちませんでしたね、逃げるようにジョブチェンジしました。

その後は、驚くぐらいジョブチェンジしました、でもやっぱり、能力というよりは、人格に問題があったんだと思う、謙虚さ、そう謙虚さがなかったんだと思います、例えば営業だとしても、ビギナーズラック的なのでたまたま数字がでて、簡単じゃん飽きてきたなぁみたいなことが多かったような気がします、企業にとっても自分にとってもよくない。

行く先、行く先で沢山の人に迷惑をかけて、中途半端なことをしてきたなと思います、ただ色々な会社で色々な人に出会い、様々な場所に行くことで、ツンケンしたトゲみたいなものがなくなって、昔よりはマシになってきたと思い・・・たい、今でも普通以下ですが、当社比ですが、こんなクソでも成長はできるようです。

どこかで、おばあちゃんが見守ってくれているのでしょうか、いい人、いい経験に恵まれていると思います、運がいいなと、少しづつ人として更生というか成形しているなという実感はあります、一番は、妻やこどものお陰で意識が変わったような気がします、うん。

村人Aではありますか、村の人と仲良くしていきながら、自分のできる事をしていきたいと思います。

最終的にジョブチェンジしたのはホームページ制作職人でした、たぶん最後かなと思い・・たい、たぶんそれ以外に興味が持てるものがないのかもしれません、高校時代の授業でHTMLをさわって独学でyahooジオシティーズにサイトをアップロードしたときの「楽しい」が、過去一番でピークなのかもしれないと思います、現状ある程度需要もあって仕事としても成立するし、たまたまいい時代に生まれたかもしれません。

とはいっても、早くからホームページ職人にジョブチェンジした人よりも、かなり遅れをとっていますので、追いつけ追いこせという気持ちで、できる範囲を広げていかなければいけません、ちょっとづつですが、いいものが作れるようになっている実感もありますが、あきらかに足りません、努力が必要なようです、こつこつスライム倒して経験値かせがないと。

これはあくまで想像ですが、もっと早くにホームページ職人の仕事を選んでもうまくいかなかったかもしれません、いまこのタイミングだったから、しっくりきたのかもしれません、自分で納得するために無理くりポジティブに考えてしまっているかもですが、なんだかそう感じます。

同じ映画でも、10代、20代、30代で見るので受ける印象が違うように、それまでに自分が経験した酸いも甘いもをひっくるめて、その時の感性によって違うんじゃないかな、なんて。

できればもうダーマ神殿のお世話になりたくないな。